本日で7月も終わりですね。
先日は土用の丑の日でしたが、皆さん、うなぎは召し上がられましたか?
私は、ご近所の方から頂きました。
皆さんも、しっかり食べて、暑さに負けずがんばりましょう!
さて、今回は『GMaCまでの道のり3』といたしまして、サポートファミリーさんについてお話しさせていただきます。
GMaCプログラムでは、少年たちが社会の一員として協調、協力することの教育を目的としていますが、犬たちも新しい家族のもとへ、最終的に旅立っていきます。
犬たちが、プログラム終了後に家族の一員として過ごす準備として、一般のご家庭に授業のない週末の間、それぞれ1匹ずつ預かっていただいています。
そのご家庭のことを「サポートファミリー」と私たちは呼んでいます。
サポートファミリーを入れ込んだプログラム構成にすることで、地域密着型になり、多くの方々が社会貢献プログラムをサポートする形になり、少年たちも、社会との繋がりを実感することができる。
これから先も、様々な方に愛されるプログラムへと成長していって欲しいと考えています。
ただ、『犬たちにとって、インストラクター宅、少年院、そしてサポートファミリー宅の3つを行き来し、混乱しないか?』という質問をいただきました。
確かに、最初の1週間は犬たちも新しい人、新しい家庭になじむ時間は必要でしたが、2週目からは、少年院に到着すると、『早く中に入ろう』と催促しますし、ファミリーさん宅につけば、大喜びでインストラクターのことなんか見向きもしません。
やはり、インストラクター1人の愛情を3匹で分けるよりも、それぞれのご家族から愛情を独り占めできる環境というのは、犬たちにとって幸せなことなんだということを改めて感じています。
サポートファミリーになっていただくまでにはもちろん準備が必要でした。
インストラクターから説明を受け、GMaCプログラムについてご理解・賛同いただく。
その後、インストラクターが家庭訪問をし、どの犬がそのご家庭に合っているかを判断し、どの犬をお願いするのかを決めさせていただきました。
(サポートファミリーさんに渡す備品の準備)
そして、サポートファミリーの皆さんにも、犬たちが今練習していることを知っていただき、それをご家庭で実践していただきながら、少年院の少年たちと一緒に、1つのチームとして犬たちの教育にご協力いただいています。
もし、千葉県近郊でサポートファミリーとしてのボランティアに興味がございましたら、ヒューマニン財団までご連絡いただければと思います。
【お問い合わせ先】
TEL:03-5314-3555
E-Mail:info@humanin.or.jp
ブログGMaCまでの道のり3 サポートファミリー
2014年7月31日